会長挨拶


 2014年11月に阪南大学にて開催されました第28回全国大会において、会長(任期3年)に選出されました樫原正澄です。
 この間の学会活動の活性化に御尽力頂きました、松尾秀雄前会長の業務を引き継ぎまして、さらに学会活動の発展をめざしたいと考えています。
 1987年11月 7日に設立されました本学会は四半世紀を超えて活動を継続しており、25周年記念事業の一環である「日本流通学会設立25周年記念出版プロジェクト」の5巻本はすでに公刊され、研究成果を社会に発表しています。このような貴重な研究活動を継続・推進していくことは、重要なことと感じています。

 会長就任にあたりまして、本学会の課題についての考えを述べさせて頂きます。
 本会の目的は、本会会則第2条に明記されており、「本会は、専門分野を異にする研究者が広く相互に交流・研鑽し流通に関する理論的・実際的研究を行ない、学際的研究を促進し、研究水準の発展に寄与することを目的とする」と規定されています。さまざまな研究分野の研究者による流通研究の深化をめざすことは、本学会に課せられた第1の課題と思います。設立から四半世紀を過ぎて、本学会の当初の目的の具体化を図りたいと考えています。
 第2の課題は地域部会活動の活性化であります。本学会には、5地域部会(北海道・東北、関東・甲信越、中部、関西・中四国、九州)があり、各部会の個性的な研究活動が展開されています。各地域部会における個性的な研究活動について、それぞれの部会が情報を共有・交流する方策を考えたいと思います。本会の研究活動にとりましても、各地域部会の研究活動の活性化は重要なことと考えます。
 第3の課題としましては、委員会活動の活性化であります。本学会には、企画委員会、編集委員会、学会賞選考委員会、情報管理委員会、国際交流委員会が設置されており、各委員会はそれぞれの活動目的を持って、活動を継続しています。各委員会活動と理事会運営との連携を強化して、各委員会活動を学会運営の機能的活動として定着させたいと考えています。
 第4の課題は、上記の諸課題を確実に遂行するための本部事務局機能の強化であります。現在、学会事務の一部外部委託を実施していますが、本会の社会的使命に応えると共に、学会員の研究活動の活発化のために、どのような改革が必要かについて検討したいと思います。
 いずれにしましても、学会員皆様の本学会運営への御協力を、お願い申し上げます。

2014年11月22日
日 本 流 通 学 会
会長 樫原正澄(関西大学経済学部)